量子論から私たちは逃れられない~現実と非現実の間は量子(素粒子)でゆらいでいる~

2019年の10月。


GOOGLEが量子コンピューターの最新記録を英科学誌NATUREに「量子コンピュータの計算能力を世界で初めて実証」を公表したのをご存じでしょうか。


従来方式のスーパーコンピューターで1万年かかる計算を200秒でやってのけたそう。



また、2020年に入って、1月20日。


安倍首相が施政方針演説で「量子」という言葉を使いました。


「成長戦略」の1つとして「次世代暗号などの基盤となる量子技術について、国内外からトップクラスの研究者・企業を集める、イノベーション拠点の準備を進める」と新聞で発表。


量子暗号を例にあげ、量子情報科学の技術である『状態の重ね合わせ』を活用するとのことです。


(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!


自然界に存在する、光も、音も、空氣も、電磁波も、動物も、植物も、すべて大元を辿ると、超ミクロの量子(素粒子)です。



素粒子は、波と粒子の性質をあわせ持ち、波のときは非物質であり、ひとの意識という観測行為により、波(非物質)⇒粒(物質)となります。


この素粒子の特性を『状態の重ね合わせ』と呼び、目に見える状態、目に見えない状態が同時に重ね合わせで存在している状態です。


月は見ているときに存在するが、見ていないときには、存在しないってはなし、なんとなく聞いたことありませんか?


この現象が、まさに『状態の重ね合わせ』のはなしです。


月が存在する状態と、月が存在しない状態が同時に存在することを、量子論では『状態の重ね合わせ』と呼びます。


日常の世界の猫は「確定」していますが、量子論の世界の猫は未確定の『状態の重ね合わせ』として存在しています。


意識という観測によって、未確定の『状態の重ね合わせ』から日常の世界の猫が存在として「確定」します。



この常識外れの量子(素粒子)の特性『状態の重ね合わせ』を応用して、従来方式のスーパーコンピューターでも1万年かかる計算をたった200秒で可能にしてしまったってことです。


【*;+スゴスギィイィ!!!+;*】*゚゚Д゚゚))ノ


現実のすべての大元は、素粒子です。


その素粒子は、波(非物質)でもあって、粒(物質)でもあるってことは・・・


素粒子は、非現実と、現実の狭間を、ゆらぐ「波動」のように行き来しているんです。


Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!


たとえるなら、氷山と海水のような関係です。氷山が現実であるなら、海水は非現実。


氷山の大元である「水」は、超ミクロ素粒子の集合体です。


海水の大元である「水」も、超ミクロ素粒子の集合体です。


氷山の境目と、海水の境目を超ミクロの単位でみると、氷でもあるし、海水でもあり、どちらの状態も同時に『状態の重ね合わせ』として存在する。


さらに、氷山と海水の境目にフォーカスしていくと、水の大元である『素粒子』は、氷山でもあり、海水でもあり、波動のように、ゆらいでいる。


氷山が現実、海水が非物質であるならば、現実の境目って、ゆらぎ(波動)なのです。





氷山(現実)は、海水(波動)との境目がゆらぎであるからこそ、どんな輪郭(現実)だって形成できてしまうわけです。






氷山も輪郭を帯びるまえは、海水のゆらぎから始まるワケですよね?


海水のゆらき(波動)が衝突し合って、氷山(現実)の大元となるワケですよね?


海水のゆらぎ(波動)同士が、衝突を延々と繰り返すことで、氷山(現実)が輪郭を帯びるワケですよね?


つまり・・・


海水のゆらぎ(波動)が、氷山(現実)を構成しているってことなんです。


海水(波動)があるから、氷山(現実)ができるんです。


海水(波動)は、氷山をどんなカタチにでも変えてしまう存在であり、どんなカタチをも創造できる、創造主であり、どんなカタチをも構成できる無限の可能性という存在なのです。


自然界にある海水(波動)、氷山(現実)が素粒子のゆらぎの衝突により存在するならば、現実も、素粒子の波動のゆらぎにより、現実が構成されるわけです。


海水(波動)が、氷山(現実)を水の素粒子のゆらぎによって、どんな輪郭をも構成できるのと一緒で、現実も、素粒子の波動という非物質のおかげで、どんな状態だって実現可能なのです。


素粒子のゆらぎによって現実の輪郭が構成されているので、未来はなに1つ決まっていない不確定な状態です。


別の言い方をすれば、未来は可能性しかないってことです。


そして、ひとは例外なく、目には見えないだけで、意識の波動を発振しています。


ひとの意識は、光子(バイオフォトン)という素粒子を発振していて、それが波動となって空間中に発振されます。



バイオフォトンと、現実と非現実の間でゆらいでいる素粒子と、それぞれの波動が一致したものが共振して、粒となって、現実の元が創られていく。


すぐに現実は変わらなくても、氷山(現実)と海(波動)のように、ゆらぎによって、現実と非現実の間で、現実の輪郭はちょっとづつカタチを変えているのです。


現実と非現実の間のゆらぎは、意識によって現実の輪郭が決定されるのです。


同時に、現実と非現実の間は、超ミクロレベルで掘り下げても、くっきりとした境界はなく、ゆらぎなんです。


それが、『状態の重ね合わせ』だからです


そのゆらぎに、物質として輪郭を与えるのが意識であり、意識があるから、現実ははじめて輪郭を帯びる。


それが現実の成り立ちであり、自然の法則です。


あなたはどんな意識で日々を生活していますか?


不安な意識に覆われて、その状態が現実化されていませんか?


それは、量子論的に見れば、現実と非現実の間のゆらぎ(波動)が、不安な状態で確定され続けていくので、現実の輪郭も不安な現実となっていくわけです。


逆に。


たのしい意識が多い生活をしていれば、現実と非現実の間のゆらぎは、たのしい状態で確定され続けていくので、現実の輪郭もたのしい現実となって確定していく。


不安な現実も、たのしい現実も、状態の重ね合わせでどちらも存在していますよー!

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